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上町断層帯 一万年の眠りから覚めるとき

鵄尾彰(しびあきら)

評価した人の総数:5人 オススメ総数:(20コ)★★
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作品紹介

二〇××年、大阪府庁で地質調査の報告会があった。依頼を受けた地質調査会社の報告内容は膨大で、特に大阪府を南北40キロにわたって縦断する断層帯は、いつ活動を始めても不思議ではないという。もしこの大都市直下の地震が起きたとすると、マグニチュード7.5の内陸直下型の大地震になる。そして翌年、活断層が動いた──。街は、人は、どのような被害状況の中に放り込まれるのだろうか。厳密なデータをもとに構築し、描かれた災害小説。
  • ファイルサイズ:1.2 MB
  • ファイル形式:pdf
ジャンル:
小説・エッセイ > 小説 > SF
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著者プロフィール

地方自治体で防災事務に従事、2008年に退職。
その経験から得た自然災害に関する知識を一般市民にわかりやすく伝えることを目的に、地域のFM放送とCATVで防災啓発番組を制作。
CATVは'07年10月から32週間連続放送。

※この情報は、初版刊行時のものです。

この作品に対する評価

評価した人の総数:5人 オススメ総数:20

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  • 2018/03/03 投稿者:下立山 オススメレベル:★★★★★

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  • 良い

    2018/01/25 投稿者:まさよしくん、ですか? オススメレベル:★★★★

    大阪に住んでるんで参考になりました

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  • 3.11のことを思い出した。

    2014/07/09 投稿者:shirokuro オススメレベル:★★★

    避難を説く主人公らの言葉を、周囲の女性が信じない場面があるが、3.11から3年が経過した今、都内の人間の防災意識は高まるどころか元に戻ってしまった感がある(自分も含めて)。のど元を過ぎればというのは本当のことだと、本書を読みながら改めて恐ろしくなった。日本人は活断層の上に暮らしているということ、いつ巨大地震が来てもおかしくないということを、常に念頭においていないといけないのだと思う。
    本作は2008年に書かれたものだが、今だったら原発についても言及があっただろうか。
    小説というには「物語」がやや弱めなのが惜しまれるが、多くの人に読まれて欲しい作品だと思う。

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  • この作品はSFではありません

    2014/07/02 投稿者:たこやきの時間 オススメレベル:★★★★

    関西人であり、阪神大震災の被災者である私なので、この作品はSFとして楽しむというより、近未来の預言書か警告書としてとらえながら読了しました。現在は家族ともども阪神地区に在住して、親せき関係が大阪市内や奈良市内に住んでいるので、本当に上町断層が目覚めた時には、まず自分は最初に何ができるのだろう?どうすればいいのだろう?ということをあらためて考えさせられました。3年前には東日本でも大きな震災がありました。この作品内容が現実にならないように、祈りながら読んでみてください。以前に映画化された日本沈没のように、あくまでもSFとして楽しめる作品としてありつづけてもらいたいものです。

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  • いつか必ず息を吹き返す断層帯!

    2014/05/23 投稿者:てつろう オススメレベル:★★★★

    悠久の眠りから覚めた活断層が引き起こした巨大地震により大阪が壊滅状態に陥るという近未来を描いたディザスター小説。主人公は地質調査会社の社長だが、真の主役は何と言っても不気味な沈黙を守りついに爆発した「断層帯」だ。2008年に刊行されたというこの作品は、多くの示唆を持ち警鐘を鳴らすものであると思う。

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