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花輪ばやしのルーツは奥州平泉にあった

小田切康人(おだぎりやすと)

評価した人の総数:2人 オススメ総数:(9コ)★★★★★★★★★
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作品紹介

音曲にしろ踊りにしろ、日本の各地に伝わる民俗芸能には、それぞれ興味ある由緒・起源がある。さて、その芸術性の高さと京風の雅な響きで日本一といわれる秋田県鹿角市の花輪ばやし。そのルーツを探って30年の研究から著者は、従来の「京都移入説」を覆し、「奥州平泉藤原文化流入説」を唱える。文献と足でまとめた論考は、困難な謎解きのようなルーツ探りも楽しめる。
  • ファイルサイズ:3.1 MB
  • ファイル形式:pdf
ジャンル:
歴史・戦記 > 歴史 > 歴史(日本)
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著者プロフィール

1951年7月6日、青森県生まれ。
横浜商科大学商学部卒業。
おだぎり通信ネット通販代表。

元鹿角市議会議員、鹿角市文化財保護審議会委員、秋田県民俗芸能調査員、秋田県祭り・行事調査員、花輪ばやし祭典委員会観光宣伝部長など歴任。

花輪ねぷた絵師(雅号「跳雨」)、審査員。
浮世絵版画収集家/古美術商。

■主な著書・研究論文・執筆
「花輪ばやし探訪」
「花輪ねぷた探訪」
「日本一の祭り囃子・花輪ばやし」
「花輪町踊り考」
「伝承曲シャギリ考」
「古代かづの紫根染/茜染・技は滅ぶのか」他、執筆多数

ホームページ:http://www.odagiri-tsushin.net/

※この情報は、初版刊行時のものです。

この作品に対する評価

評価した人の総数:2人 オススメ総数:9

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  • 敬服のほかなき良書

    2014/08/19 投稿者:生茶 オススメレベル:★★★★★

    「祭りは単なるイベントではないのである」。
    伝統が崩れてゆくことを懸念する著者の声を、われわれはしかと受け止めてゆかなければならないでしょう。

    花輪ばやしがいかなる祭りであるのかを丁寧に綴る意欲作で、古老への聞き取り調査もしっかりと行われています。その手仕事には甚く感服させられます。
    “後世転化し、祭礼囃子となったのではないか”――など興味深い著者の論考も記されて読みごたえもあり、引き込まれました。

    最後に、これはわたくしごとなのですが、現地で屋台を観たり、花輪ばやしの曲々を聞いたりすることが本年(2014年)は叶いませんでした。とても残念ですが、いつかはかの地を訪れ、花輪ばやしをぜひとも堪能してみたいものだと思いました。

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  • 祝!世界遺産

    2014/07/03 投稿者:mowai オススメレベル:★★★★

    謎や仮説についてなかなか詳細に記載されています。世界遺産にも登録された奥州平泉、タイムリーです。

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