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動物医療過誤 〜ある獣医学生の闘い〜

アサダシンゴ(あさだしんご)

評価した人の総数:5人 オススメ総数:(23コ)★★★★★
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作品紹介

獣医学生である今日子の飼い猫・チコが、今日子の通う大学内の病院で医療ミスに遭ってしまった。事実をうやむやにしようとする大学側に対し、今日子は納得できる対応を求めて立ち上がるが、それは当初覚悟した以上に周囲を巻き込む過酷な道だった。そして、今日子が見つけ出した答えとは──? 獣医師免許を持つ著者が、ペットへの医療過誤問題をテーマに織りなす感動の意欲作。
  • ファイルサイズ:1.4 MB
  • ファイル形式:pdf
ジャンル:
小説・エッセイ > 小説 > その他
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著者プロフィール

獣医師免許を持つ。
日頃からペットの医療過誤問題に関心を抱いている。

※この情報は、初版刊行時のものです。

この作品に対する評価

評価した人の総数:5人 オススメ総数:23

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  • チコという名前が同じ

    2021/03/07 投稿者:tikonon オススメレベル:★★★★

    私の猫は死にました。殺されたと思っています。
    あの日、病院に行かなければ連れて行かなければ死ぬことはなかったからです。
    作り物?事実?つらかったでしょう。

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  • 2017/02/06 投稿者:下立山 オススメレベル:★★★★★

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  • 2016/03/29 投稿者:ヒロマティ オススメレベル:★★★★★

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  • 清々しく感動的…でも怖い

    2015/01/29 投稿者:てつろう オススメレベル:★★★★★

    主人公の獣医学生の愛猫が大学病院で医療過誤に遭い、命の危険にさらされる。主人公はミスを隠蔽しようとする大学側と闘う決意をし、さまざまな問題に対峙し、悩み苦しんでひとつの道を見出す――。
    そうした物語の結末は清々しく、希望に満ちている。

    …が、この作品のある面は、怖い。医療ミスを犯した獣医師は、新しい医療器具を使いたいがために、もっと適切な措置があったのにより危険な手術を勧め、失敗すると自分のミスを他に知られたくないがゆえに、内科が専門なのに不得手な外科手術を行ったのだ。主人公の飼い猫は、もともと命の危険などなかった病気で、本当に危ういところで難を逃れたのだ。

    これは決して、動物医療に限られたことではないと思う。

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  • 人間も、動物も、同じ命なのだと教えてくれました

    2014/09/11 投稿者:りーぶる オススメレベル:★★★★

    「動物のお医者さん」のヒットで、某国立大獣医学部の倍率が跳ね上がったのは今となっては昔の話。その後、日本は、犬も歩けば、ではなく、人が歩けば犬に当たるほどのペットブームに沸いている。
    一方、ペットが捨てられる例は後を絶たないし、最近では盲導犬が刺される悲しい事件が発生した。この事件では罪に問われれば器物破損として処理されるという。「おいおい、それって量刑不当じゃないか?」と憤りを感じていたところ、この作品を見つけたので読んでみた。で、少し希望をもらった。
    描かれるのは、動物医療におけるミスの隠ぺいに立ち向かう、若き獣医学生の姿。どういう結末を迎えるのかは、実際に読んでもらえばわかる。救える命はどんなことがあっても救いたいという主人公たちに素直に感動した。
    ここで、ちょっとだけ苦言を。ところどころ説明口調になるのが残念。題材が題材だけに仕方がない面もあるのだけれど。ともあれ、この作者には、主人公・今日子のその後を書いてほしいと思った。

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