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この島に生きる(上)

真木八朗(まきはちろう)

評価した人の総数:1人 オススメ総数:(3コ)★★★
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作品紹介

太平洋戦争真っただ中の1942年夏、超大型台風に巻き込まれた大日本帝国海軍輸送船「銀河」は、地図にも載っていない南インド洋の無人島に漂着する。祖国を失った108名の乗組員が、この島で生きていくために選んだ道は──もう一つの「新しい日本」を発見する、愛とロマンに満ちた異色の歴史シミュレーション小説。70歳の新星、堂々のデビュー!
  • ファイルサイズ:2.2 MB
  • ファイル形式:pdf
ジャンル:
小説・エッセイ > 小説 > その他
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著者プロフィール

無人島に生きるって、考えただけで想像も出来ない困難が立ち塞がって来るのが現実。
昆虫を食べたり、雑草を食べたり、土の中を掘り起こし幼虫を食べたり、で、そういうことはパスです。
食料が十分にあって、冷蔵庫があって、水洗トイレもあって。
若い人達は知らないよね、「ぼっとん便所」私は絶対拒否です。
だってお釣りをたっぷり貰っちゃうもの。
小さい頃田舎で嫌というほど体験しちゃったんだから……。
この小説に登場する人達に、私の嫌いなことは体験させたくはなかった。
これが僕の書いたユートピアの世界。ちぐはぐな無人島生活。
政治とか、社会保障、自然環境保護、無欲の奉仕、目標は独立国を目指すこと。
『銀河民主共和国』とうとうやっちゃった! でも変なの?
無人島に生きるって、辛い苦しい悲しい涙ばかりにならなければならないのに、私は嬉しい涙しか書けなかった。
私は、この小説を読まれたあなたの涙に「ありがとう!」感謝の涙……。

■著書
この島に生きる(上)』 (2010年、文芸社刊行)

※この情報は、初版刊行時のものです。

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この作品に対する評価

評価した人の総数:1人 オススメ総数:3

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  • 太平洋戦争ファンタジーと思ったら…

    2014/08/22 投稿者:garat オススメレベル:★★★

    仮想戦記小説とおもっていましたが、台風のおかげ(?)で大日本帝国軍の指揮下から離れた大型輸送船「銀河」乗組員百八名が、無人島で新生活を始めるロビンソン・クルーソー生活を送るという展開に
    驚かされました。激戦地で知られるガダルカナルへ向かう補給船に
    九十名もの若い女性が乗船していて、しかも船に残っていた男性は
    わずか十八名という設定も、太平洋戦争を扱った小説としてはユニ
    ークだと思います。

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