著者プロフィール
●加藤千代司(かとうちよし)
大正4年岩手県生まれ。
岩手師範卒業後、昭和24年東北大学法学部哲学科卒業。
同年岩手県立女子専門学校で教職に就く。
昭和40年岩手県立盛岡短期大学教授。
その後、専修大学北上保育専門学校校長、生活学園短期大学副学長、盛岡大学教授を歴任。
日本哲学会、東北哲学会、岩手哲学会、日本心理学会、岩手心理学会会員、岩手県青少年問題協議会委員等の活動を経て、平成13年永眠。
カントの哲学研究で「思惟可能でも認識不可能な世界がある」との所論とその態度に感銘したとのこと。
モットーは宮本武蔵の「五輪書」の「一芸に達せんと欲すれば拍子なかるべからず」という言葉。
将来何事かを成さんとしたならば、生活のリズムが必要。
「若い時は一途に、自分の目標に向かってがむしゃらにやってみる時期が大切」と語る。
著書には「親と子の心理学」「実際的道徳教育の研究」等十数冊にのぼり、生前の岩手県内の講演回数も数百回を数える。
囲碁をこよなく愛した。
●編者/t.philosophia
昭和23年盛岡市生まれ。
盛岡一高卒業後、静岡大学大学院で触媒粒内拡散現象を学ぶ。
東京芝浦電気で半導体プロセス開発と次世代ポストGTOプロセス開発らに従事した後、退職し現在に至る。
著書として「超微細加工とレジスト材料(レジストプロセス技術)」「半導体現像液・洗浄液の技術動向」等々を執筆。
※この情報は、初版刊行時のものです。