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白馬 我がうた
本山幸子(もとやまゆきこ)
作品紹介
長野県白馬村に生まれ、結婚後東京に住みそこで戦時を過ごし、50歳でアルツハイマー病を発症、20年間病んで亡くなったひとりの主婦が遺した短歌を遺児がまとめた歌集。<ふと覚めし夜半のうつつに幼子の如くに母の名を呼びてゐし><ころころと笑へば日ざしもゆらぐごと子のゐるひるの部屋の明るさ><夢に立つ征きしままなる弟は何時も軍服着て寂しき笑顔す><日に幾度庭に降り立つ我ならむ声なき花の声を聞かむと> 病・子・戦・里・夫・我と6章に分類された歌の中から、一人の女性の喜び悲しみが立ちのぼってくる。
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