文芸社のオンライン・ライブラリみんなの本町

文芸社HP

キーワードで作品検索

キーワードを入力
 
作品ジャンルで絞り込む

作品ジャンルから探す

SSL Certificate
『みんなの本町』における情報通信は
COMODOのSSLにより保護されています。

    • Library
      組版データをベースにPDF化した作品
    • Archive(ファイルサイズ 大)
      紙の本をベースにPDF化した作品
語録・手控え帖

大坪彪一郎(おおつぼひょういちろう)

評価した人の総数:3人 オススメ総数:(12コ)★★
この作品に対する評価を見る

作品紹介

著者は30年にわたって、大きな啓示を受けたり、感銘したりした言葉をノートに書き溜めていた。年に1,2回読み返せば、そのたびに違う言葉に慰められたり、触発されたりするという。本書はその「手控え帖」から選りすぐりの古今東西の名言を抜粋した箴言集。読者が余白に追加記述してそれぞれのオリジナル名言集を完成させられるようになっているのが特徴。
  • ファイルサイズ:3.7 MB
  • ファイル形式:pdf
ジャンル:
社会・ビジネス > 社会 > その他
ダウンロードするには、会員登録・ログインが必要です。

著者プロフィール

1938年生れ、宮崎県出身。中国青島育ち。
明治大学商学部卒。
日興證券・イムカ常務取締役・三越商事常務取締役・恒陽代表取締役を経て、現在、西村由紀江音楽事務所(モデラート)会長。

※この情報は、初版刊行時のものです。

この作品に対する評価

評価した人の総数:3人 オススメ総数:12

この作品に対するコメントを書き込むには会員登録・ログインが必要です。

  • 弱々しい自分の日課に…!

    2014/06/19 投稿者:ジャムおじさん オススメレベル:★★★★

    朝起きて物事に向かおうとする時、沢山の事を考えます。今日こそは勇気を出してこう生きてみようとか、今日は上手い具合に例の面倒な事に関わらずに済んだら良いなとか…。
    誰もが私のように弱々しくないと信じたいですが、この本はそんな私でも、日々傍らに置いて強い言葉に苦しむ自分に悩まされながらだとしても、自分の意思で自分の言葉でメモ欄を埋める事により、きっと夕方頃には何かを見出し、日々少しずつ成長してゆくのに役立ってくれる本だと思います。
    弱い私は、日々自分を見つめ直す事を日課にする事から始めたいと思います。

    作品をダウンロードして読んでみる(要会員登録・ログイン)。
  • 30年分の重みを感じさせる手控え

    2014/06/12 投稿者:Yin&Yang オススメレベル:★★★★

    メモ欄が設けられた箴言集です。「読者が余白に追加記述してそれぞれのオリジナル名言集を完成させられるようになっている」とのこと。コンテクストから遊離した言葉が読者の血肉となり、新しい言葉が生み出される、そんな縦横な連なりと広がりを望む著者の方の工夫ではないでしょうか。

    本書でも取り上げられている山本周五郎の言葉に倣えば、抜粋された箴言のいずれかを教訓にするかは、読者の選択にかかっていると思います。
    歳を重ね、経験を積み、人間関係や生活環境が変われば、自分自身の価値観や感性も変化することでしょう。この意味で、「老荘」「終焉」「辞世」の各章にまとめられた言葉の数々は、私にとっては将来的に教訓となるかもしれません。
    著者の方が、30年にわたって書き留められた箴言集だそうですが、その重みが感じられる作品だと思いました。


    いまの私にとっては、次の言葉が印象的でした。

    「被害妄想にとらわれている不幸な人のおしゃべりには、いつも真実味と雄弁がある」(アラン)


    「悲観主義は単なる気分だが、楽天主義は強い意志の所産である」(アラン)


    「もっとも痛ましいもの、それは真実である。時には嘘でしか表現出来ない真実もある」(芥川龍之介)


    「組織が大きくなれば、来歴・意見・性格の相違などから、人々は小集団を作る。組織が大きすぎ、或いは硬化して、<自分>を発揮したり、伝達したりしにくくなれば、複数の<自分>で事に当ろうとする。組織の中の組織をつくって、自己主張と同時に自己防衛をはかるのだ」(城山三郎)

    作品をダウンロードして読んでみる(要会員登録・ログイン)。
  • 一風変わった名言集ですが…。

    2014/05/26 投稿者:JapooJr オススメレベル:★★★★

    壮年を過ぎた私には、「老壮」から「終焉」にかけて並べられた言葉が心に響く。
    特に1000年以上もの時を隔てながら、連作かと思うほどシンクロしている下記
    2つの<歌>が印象的。これは最早、観賞というより、私と一体化する出来事だ。

    年々に我が悲しみは深くして、いよいよ華やぐ命なりけり

    岡本かの子

    世の中は空しきものと知る時し いよよますます悲しかりけり

    万葉集(大伴旅人)

    近代人かの子は、悲しみの蓄積で成り立つ人生に対して果敢に戦いを挑む心持を
    吐露する。まるで火花がスパークするかのような生命のほとばしりが伺われる。
    それに対し、旅人の句は、「はかなさ」の感受から「悲しみ」という原初的情感
    が育まれる様を歌うことで、日本人らしさ、ともいえる無常観を表現している。
    いずれも、<老>から<死>へと向かう心の動きが何の衒いもなく感じ取れる。

    そんな言葉が他にも数多く詰まった本書は、その名の通り座右に置いておきたい。

    作品をダウンロードして読んでみる(要会員登録・ログイン)。